FC2ブログ
--’--.--・--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

- - TOP
Categorieスポンサー広告

2008’11.09・Sun

招かれざる者5

これにて『招かれざる者』は完結です。
締め方を忘れてしまったので何とも言えない感じに……;;
台詞だけで説明ってヤッパリだいぶ無理がありますね。
相変わらず勝手な方向へ突っ走ってます。
今後のゆめみの展開次第では
消さざるを得ないような感じに仕上がっちゃいました(T-T*)フフフ…



“The thirteenth existence ―― 5”
~主治医の小屋~

jinny.jpg

ジニーバーニア[以下ジ]:「ふっははは!順調だ、順調だぞっ!!医学書の完成まで間近だ!!!」

風桃:“うわぁ、楽しそう……。”

レ:「お楽しみのところ悪いんだけど、少し良いかな?」

ジ:「む?冒険者くんではないか!私の素晴らしい研究成果を聞きに来たのかい?」

レ:「いいえ。そんな事やってて大丈夫なの? 【お嬢様の主治医】ジニーバーニア。
彼女は昨日、体調を崩して
medisun1.jpg
medisun2.jpg
と言っていたのだけど?」

ジ:「ん?アリスくんなら冒険者くんがココに来るようになって
あまり体調を崩さなくなったので薬の処方は殆どしていないが?」

レ:「可笑しいなあ?精神的に不安定になって酷い咳が出てたよ」

ジ:「冗談でもそういうことは言うもんじゃない。
アリスくんは、引っ越してから順調に回復をしている。
常に診ている私が言うのだから間違いない!
そんなことより……医学書作りを手伝ってくれないかね!?」

レ:(患者の事で真剣な彼が主義とは別に嘘をついているのか、それとも?)

風桃:“時間が不安定だから、それも消えちゃったのかな?”

レ:「また今度手伝うよ、暇だったら。じゃあね」



~館の庭~


ビルマリア[以下ビ]:「よし……。これで館の防犯はさらに強化できた。
もっと作らないといけないが、材料……。よし館の外という大冒険に出かけよう!」

レ:「相変わらず方向音痴らしく館の外で大冒険?」

ビ:「ほ、方向音痴じゃないもん!違うんだもん!!
あ、あたし、そんな子供じゃないもん!」

風桃:“やっぱり治ってないんだ……。”

レ:「ふぅ~ん?」

ビ:「って……ぼ、冒険者殿!そんな事より、見てください。
ジャム殿と【迷い込んだ少年】に教えてもらった罠を館に設置しました!
これで館の防犯はバッチリですね!」

風桃:“迷い込んだ少年?”

nyu.jpg

レ:「(風乃助の事じゃない?そういう事にされたっぽいね。)
あ、その事なんだけどオーベルには注意してきたから暫くは安心だと思うよ。
もし何かあったら混成騎士団に言ってこの辺に近づかないよう警告してもらうといいと思う」

風桃:“プラス【ソーサリアン】たちを通じて
【青き台風】の耳に入りコテンパン、つー筋書きか。恐ろしや。”

biru.jpg

ビ:「?? そのオーベルという方が、お嬢様に何かしたのですか!?
まさか……。自分が油断してそのような不届き者の侵入を許して……」

レ:「ちゃんと不届き者は追い出したんだけどね」

ビ:「??? 自分には、そのような者を見た覚えがないのですが……
【迷い込んだ少年】?いや、彼は誠実に自分達と罠を作ってくれただけだし……」

レ:(やっぱりね。風乃助とオーベルを混同させて押し入られた事を消してる)

ビ:「しかしそれならば、より一層館の防犯を強化しないとダメですね!
冒険者殿!お嬢様の為に今一度、ご助力をお願いしたいです!」

レ:「今はとりあえずコレで大丈夫だよ。罠が消えない間はね。
お嬢様に会って来るから、警備も良いけど方向音痴も治しなさいね?」

ビ:「あたしは方向音痴じゃないもん!!」

風桃:“からかい甲斐のある子だねぇ”




~館内~


嬢:「冒険者さま!ようこそいらっしゃいました。
最近は、冒険者さまが館に訪れてくれるのが楽しみでしょうがないです♪」

レ:「よかった。元気になったんだね」

風桃:“心にも思ってないことを……笑顔でまぁ……”

嬢:「?」

レ:(社交辞令というものだよ。それに、再度の確認かな)

嬢:「ここ最近、体調はよかったですが……。
もしかして、そんなに元気がないように見えましたか?」

arisu.jpg

レ:「ええ。オーベルが来てからソワソワしてたかな。
でも安心して。オーベルには、[ルリスが]しっかり注意しておいたから」

嬢:「えっと……?
また、なにやら冒険者さまにご迷惑をお掛けしてしまったようですね。
いつも、私の為にありがとうございます♪
人知れず私の事を助けてくれる冒険者さまは、まさに正義の味方ですね!
その怪しい男というのがどなたかは存じませんが、
冒険者さまのおかげで館は安全になったんですね、良かった!」

風桃:“正義の味方って……。今回も全部レリスだけの手柄になった訳か”

レ:「覚えていないの、オーベルを?」

嬢:「はぁ……。申し訳ございません。
ボーっとしていたのか、どなたかハッキリ覚えていないのですが……。
ここに来ていただいた冒険者さまのお一人でしょうか?」

風桃:“忘れてる。あんなに怖がっていたのにね。”

レ:(ふふ。でも、忘れているならオーベルとしか言っていないのに
何故【怪しい男】と判断できたのかなぁ?)

風桃:“やっぱり、忘れたフリをしてる?”

レ:(だからって無理に詮索するのは危険だね。何が起こるかわかりゃしない♪)

嬢:「あの……冒険者さま?」

レ:「いえ、なんでもないの。元気になってよかったなぁって」

嬢:「これも一重に、冒険者さまのオカゲですよ♪
また何かあったら助けてください、って言ったら我侭な子ですよね。
そうだ、お礼をしなくては……」

レ:「別にいいよ。その代わり、また貴方の話を聞かせて?」

嬢:「解りました、では……どうしましょう。
何をお話すれば良いでしょうか……?」

風桃:“あの子の事、聞いてみたら?”

レ:「うーん……。(これじゃ覚えてない可能性があるから別の話を振ってみるよ)
そういえば私、さっきジニーの小屋に寄って来たんだけど……」

jinny2.jpg

嬢:「あ!そうなんですか?
ジニー先生、また妙な研究とか始めていませんか?凄く心配なんです」

レ:「医学書が完成間近だって、張り切っていたけど?」

嬢:「あう……。ジニー先生って、自分の研究のためなら
何でもしてしまう方なのでとても心配なんです……。
前にも何度かあったのですが……
いつも先生は決まった時間に診察しにいらっしゃるんです。
でも、その日は時間が過ぎても来なくて心配していたら……。
庭に迷い込んで膝をすりむいていた男の子に
“君には、なにやら特別なオーラを感じる”と言って
自分の小屋に引っ張り込んで何か実験みたいな事をしようとしてたんです!」

風桃“って、ソレあの子[風乃助]の事じゃないのッ!?
だってあの子はこの【界】じゃ、いない筈の【猫族】だし!!”

レ:(あら、予想以上の事をされてた訳だねぇ。しかも確か何度も?)

嬢「その時は偶々気づいて止められて事なきを得たんですが……」

風桃:“あの医者、もしかして【誰かさん】ソックリ?”



レ:「それは一度、完膚なきまでに叩きのめして更正させるべきじゃない?」

嬢:「あはは、そこまではちょっと……」

レ:(貴方がそう感じるなら、アイツの一手と考えるのが妥当だと思うよ。
そうでしょう、【眠り姫[アリス]の欠片】の風桃さん?)



風桃:“ふふ。えげつない手だね。
【私と同じ名前の娘】に【奇天烈な主治医】なんて、
どっかで見たような【奴】の作品のモチーフだもの。”

レ:(本当に。風乃助があれほど不快に感じるのも納得できるね)

風桃“いや、ソレは【奴】の事を抜きにしても嫌な事でしょうよ!”

レ:「話してくれて、ありがとう。ジニーの話、面白かったよ。
でも、ここらで今日は帰らせてもらうかな。
また、アリスの話を聞かせてね。
今度は私も何か面白い話を見繕ってくるから、楽しみにしてて?」

嬢:「はい!」

風桃:“無視かい!!”

レ:(別にココだけの話じゃないんだから、いい加減に慣れればいいんだよ。
私との契約がある限り、何されたって死ぬ事は無いんだから)

風桃:“そんなんで数回死んだほうがマシな目に遭ってるのが、何とも哀れ……”

レ:(【忘れる防衛】なんだから良いんじゃない?
まぁ、それで【学習できない】から【事前回避できない】んだろうけど)

嬢:「わたし、いつでもお待ちしています」

レ:「じゃあ、またね」

風桃:“お嬢はレリスが【招かれざる者】の【お菓子な魔女】とも知らずに、お話会を続けるつもりなのかな?
【気まぐれ】で自分の【界】を壊されるかもしれないのに。”

doll.jpg

レ:(真の【招かれざる者】の【痕跡】を逃しはしないよ。
本来【誰も此処に居るべきではない】けど、私達には明確な目的がある。
アイツの【胡桃を割る】という、ね。その為には使えるものは、全部使う。
たとえ、昔に知り合った【魔女】の関わっている館の【界】が
別の魔女やオーベルみたいな【招かれざる者】を平気で招き入れてしまうほど、
破邪の効力を失ってる事に誰も気づいていなくても【忘れられた存在】である私に、
教えてやる義理なんてこれっぽっちも無いんだよ)

風桃:“【眠り姫】[わたしたち]は、【奴】の【胡桃を割り】でもしなきゃ
お嬢たちみたいに夢見るどころかオチオチ眠れもしないんだものね”

レ:(糸紬の呪いを発動させたのは、13番目を招いちゃったお姫様自身という事になるかもね)



……Let's call it a day !!
スポンサーサイト

トラックバック(0) コメント(0) TOP
Categorieエピソード

Next |  Back

comments

Post your Comment











 管理者にだけ表示を許可

trackback

この記事のトラックバックURL


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。